『浅田家』を見てくださった方々へ 僕の写真は記念写真です。 けれど、いわゆる普通の記念写真とは少し違います。普通は、どこかに出かけたらメインの場所でパチリ。みんなでたまたま集まったら並んでパチリ。それはそれでもちろん良い。写真だなって思う。 でも浅田家の記念写真は、みんなで休みを合わせて、場所を借りたり、服を決めたり、シーンをみんなで考えたりして写真を撮ります。それは自ら記念をつくっていく記念写真です。待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じてつくりあげていく。写真には、きっかけになってもらったり、みんなをまとめてもらったり、一枚の映像として残してもらったり、いつもお世話になってばかりです。 『浅田家』を見てくださった方々、本当にありがとうございます。 自分で言うのも何ですが、こんなに思い出に残っていて、朝起きた瞬間に拝みたい写真は他にあんまりありません。もちろん寝る前でも。 この写真集は、ひたすら協力してくれた家族と、力を貸してくださった皆さんへのお礼でもあります。そして、家族と、そこからつながっていくすべての方に見ていただきたいと思います。どこまでも広く。 この地球にはどれだけたくさんの、どれだけ多種多様な家族がいるのか、僕には想像すらできません。いろんな所に行って、いろんな家族に出会って、いろんな記念写真を撮るのが今の僕のしたいことナンバーワンです。 その場が、その一枚がどれほどのものか、一度体験してください。本当は写真でなくてもいいのかもしれない。ただ、そこから動き出すものを信じています。
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「NEW LIFE」は「浅田家」以来2年ぶりとなる浅田政志の新作です。浅田家の続編である今回のテーマは「家族アルバム」。兄が結婚して兄嫁が加わり5人になり、兄夫婦の子供が生まれて6人体制になった浅田家による「浅田家」シリーズの新作に加えて、写真に添えられた兄の絵や母の押し花、家族みんなから兄の息子への手紙など1冊まるごと浅田家で作り上げました。ユーモアあふれる「浅田家」シリーズの背景にある、家族の絆の深さを実感できる一冊。新しい家族。新しい生活。新しい写真作品。
日本全国の皆様のところへお伺いし、家族写真を撮影します。
というテーマで始めた作品シリーズ。撮影までに、家族会議に私(浅田政志)が参加し、家族の一番の思い出や家族の象徴になるものを一緒に探っていき、家族皆さんでコミュニケーションをとりながら、小道具やロケ場所を用意してもらい撮影した作品の一部をご紹介します。。
1979年 三重県生まれ。 2000年 日本写真映像専門学校 研究科卒業 2003年 東京へ上京。 2004年 スタジオフォボスにて勤務。 2004年 関西にて個展多数。(〜2008年まで) 浅田政志写真展「浅田家」(auracross/guildgallery等) 2007年 独立。 2009年 第34回木村伊兵衛写真賞。 2010年 「Tsu Family Land」浅田政志写真展(三重県立美術館) 著書に『浅田家』(ユトレヒト/2007)、『浅田家』(赤々舎/2008)、『NEW LIFE』(赤々舎/2010)などがある。
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